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支笏湖漁協、ヒメマス稚魚を無償で提供 魚卵死滅の福島・沼沢漁協に

長距離移動に備えて稚魚が入った袋に酸素を注入する支笏湖漁協の職員

 千歳の支笏湖漁協(福士國治代表理事組合長)がヒメマスふ化事業で取引のある福島県金山町の沼沢漁協に対し、ヒメマスの稚魚5万匹を無償提供した。同漁協では今年2月、ふ化設備のトラブルで半分以上のヒメマスの魚卵が死滅。今後のふ化増殖事業に影響が出る危機的な状況だったが、支笏湖漁協側が支援を申し出た。稚魚の長距離輸送は今回初めての試みだったものの、4月29日に現地へ無事到着。沼沢漁協の鈴木茂組合長は「本当に感謝している。貴重な稚魚を大切に育てたい」と話している。

 両漁協は10年以上の取引があり、支笏湖漁協が毎年ヒメマスの魚卵を有償で譲渡している。昨年12月も15万粒を供給したが、今年2月に沼沢漁協が管理するふ化場内で湧き水を導引するパイプの破損により多くの卵が窒息死しているのが見つかったという。

 緊急事態の相談を受けた支笏湖漁協は稚魚5万匹を無償譲渡する支援策を決めたが、稚魚輸送は初めてで長距離移動による振動や水温、酸素供給などの課題が浮上。サケのふるさと千歳水族館のアドバイスを受けながら輸送方法を協議し、テストも行った上で5万匹を一括輸送することを決めた。

 4月28日に500匹の稚魚が入った発泡スチロール箱100箱を2トントラックに積み込んで出発。青森行きのフェリー経由で沼沢漁協へと運ばれ、現地で一匹の被害もないことを確認した後、沼沢湖に放流したという。

 同漁協の鈴木組合長は「支笏湖漁協の皆さんとは長い付き合いだが、お世話になりっ放し」と恐縮しきり。資源を確保できたことに安心した様子で語った。

 支笏湖漁協の福士組合長も「先代の故佐々木金治郎組合長は福島県出身。今後もできることがあれば協力したい」と話している。

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