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宇部日報社

雲、気象衛星を学ぶ 琴芝小でJAXA特別授業【宇部】

ペットボトルでできた雲に驚く5年生(琴芝小で)

 琴芝小(安平秀行校長) で28日、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の職員による特別授業があった。理科で「雲と天気の変化」を勉強している5年生50人が、雲のできる仕組み、気象衛星の働き、宇宙から観測する意義などを学習。人工衛星から得たデータを処理して見える化する「リモートセンシング塗り絵」にも挑戦した。  県教育委員会とJAXA宇宙教育センター(神奈川県相模原市)が連携して取り組む宇宙教育推進事業の一環。今年度は同校を皮切りに、県内の小・中学校6校で授業がある。  講師は宇宙教育センター主事補の古賀友輔さん。宇宙の定義やJAXAの仕事を説明し「地球は薄い大気に覆われている。直径30㌢の地球儀があったとしたら、表面からわずか2、3㍉の高さ。その外側は全部宇宙」と伝えた。国際宇宙ステーションで飛行士がラジオ体操をしている映像を見せて無重力の様子を伝え、小惑星探査機「はやぶさ2」や宇宙ステーション補給機「こうのとり8号機」も紹介した。  雲は湿った空気が上昇してできると教え、ペットボトルを使って雲をつくる実験も披露。子どもたちが事前にタブレットで撮影した雲を確認した後、気象衛星の画像を見せ「地表からは雲の一部しか見えないが、宇宙からだと全体が見える。宇宙から見ないと分からない〝地球〟がある」と強調した。「地球観測衛星は広範囲を定期的、長期的に観測でき、天気予報以外にも災害状況の把握など幅広く役立っている」とも話した。  リモートセンシング塗り絵は、升目に書かれた0~5の数字に沿って色を塗り分けるもの。昨年の台風24号の降雨量を示す画像が浮かび上がり、目もしっかり確認できた。田中蘭丸君は「地上から100㌔で宇宙になることや、ペットボトルで雲をつくれることにびっくりした。きょうの授業を思い出しながら、天気予報やニュースをじっくり見たい」と話していた。

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