山陽オート舞台裏探るツアーにファン歓喜【山陽小野田】

バイクにまたがる参加者(山陽オートレース場で)
産業観光バスツアー「山陽オートバックヤードを探る」は23日、山陽小野田市埴生の山陽オートレース場であり、全国から参加したオートファン22人がレースで使われる本物のバイクにまたがったり、走路内から迫力あるレースを観戦したりした。
〝大人の社会見学〟と称し、宇部・美祢・山陽小野田産業観光推進協議会が催行する郷土の産業の歴史と未来を見詰めるツアー。今年度は23コースが企画されているが毎年、人気を集めているのが普段は立ち入ることができないところまで足を踏み入れるオートレース場の見学会。3連休最終日の祭日開催とあって募集後、すぐに定員いっぱいになった。県内はもちろん千葉、茨城、京都、広島などからの参加もあった。
西村龍太郎選手ら現役選手が案内。左ハンドルが高い位置にあるバイクを前に西村選手は「レースでは左にしか回らないが、遠心力で右に飛び出ないように左側に車体を傾ける。その時にハンドルが走路と平行になってコントロールしやすくするため」と説明した。
直線では時速が150㌔にも達することや、抜きつ抜かれつの際に追突事故がないようにブレーキが付いてないの説明に参加者は驚いていた。実際にバイクにまたがり選手気分を味わっていた。
このほか選手が自分のバイクを手入れするロッカーを見学したり、昼食時には選手たちが普段、取っている栄養バランスに配慮されたメニューを食べたりした。
一番盛り上がったのは走路内での観戦。バンク内側の芝生に腰を下ろした参加者は、すぐそばを爆音を響かせながら疾走するバイクの迫力に圧倒されていた。
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