
極わせ種のシナノリップの選果作業に追われる職員ら=箕輪町のJA上伊那果実選果場
上伊那地方で生産されるリンゴの選果作業が、箕輪町のJA上伊那果実選果場で始まっている。21日は極わせ種シナノリップが持ち込まれ、職員や労務員らが作業に追われていた。同JAは飯島町にあった選果場を閉鎖し、箕輪町の選果場に統合。この日は新たな設備が本格稼働するのを前に、関係者約80人が出席して開場式を行った。
新設備では、果実の糖度や熟度、着色を判定する光センサー選果機、積み込みを自動化するロボットパレタイザーなどを導入。品質管理の向上や省力化を図った。
今月上旬にかけてはモモの選果を実施。21日から新設備でリンゴ「つがる」の初選果を行う予定でいたが、生育がやや遅れており見送った。シナノリップは従来の設備で選果を進めた。
同JAによると、秋映は9月末から、シナノスイートは10月上旬から持ち込まれる予定で、11月は主力「ふじ」の選果が続く。ナシやモモなどを含めて約2800トンの選果を計画したものの、春先の凍霜害や夏の日照不足、降ひょうの影響により計画を下回る見込みという。
開場式で、同JAの御子柴茂樹組合長は「JAが発足した1996年から2カ所を運営してきた。上伊那統一の選果場にして初のシーズンを迎える。新元号と共に新たな気持ちで運営していく」とあいさつした。
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