ニシンの産卵行動「群来」現象 苫小牧港・西港漁港区

群来で白濁した海面=14日午後0時15分ごろ、苫小牧港・西港漁港区
苫小牧港・西港の漁港区で14日、ニシンが産卵行動で岸に押し寄せて放精し、海水が白く濁る現象「群来(くき)」が見られた。北海道の海に春の到来を告げる光景だ。
西港内では、例年この時期に各所で群来が見られる。今回、確認された漁港区岸壁の外海側は消波ブロックが沈み、海藻も繁茂している産卵に適した場所とみられ、昨年3月にも同現象が発生。普段、青い色の海水が一面白濁して所々泡立っていた。
観察していた苫小牧市内の男性(64)は「とても素晴らしい光景。きのう港に立ち寄ったらわずかに海水が白く濁っていたので、本格的な産卵はきょうだと思ってやって来ました。感動しますね」と語った。
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