線香作りに汗流す 16日祭に向け大忙し

十六日祭を前に線香作りに精を出す社会福祉法人わしの里就労継続B型大浜工房の利用者ら=1日午前、同工房
3日の十六日祭を前に、社会福祉法人わしの里就労継続B型大浜工房(島袋喜代美施設長、利用者42人)では、利用者らが線香作りに汗を流している。1日、施設内の作業場では機械を稼働させて作業が行われた。 同工房では、島唯一の線香作業所として利用者13人が線香作りに従事。でんぷん、炭粉、水、香料を混ぜ合わせた粘土状の原料をプレス機で線香の形に整えて1週間ほど乾燥。乾いた三本香、平香、ピーマツ香を研磨や布できれいに拭き袋詰めして出荷している。 利用者らは、この分担作業を集中して一つ一つ丁寧にこなしていた。 線香の継ぎ目を整える東江正文さん(59)は「十六日祭やお盆が近づくと忙しくなる。平香だけでなく、三本香の利用も増えてほしい」と話した。 線香は、同工房のほか市内スーパーなどで販売している。
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