神子修行始まる
出羽三山神社(宮野直生宮司)の女性だけの山伏修行「神子修行」が6日、鶴岡市の羽黒山中で始まった。9日まで、朝晩の水ごりや禊(みそぎ)、月山への山駆けなどを通じて参加者が自分を見つめる修行を積む。
同神社の山伏修行は男性のみに解放されていたが、出羽三山開山1400年の1993年から女性にも門戸を開いた。今年は北海道から福岡県まで、23歳から78歳の77人が参加。紅花染めの装束と白い宝冠を身に着けた参加者たちが随神門前に集合。神事を行った後、宮野宮司を大先達に石段を歩き山頂を目指した。昨年に続き参加した岐阜県神戸町の40代の女性は「大変だったが達成感があった。今年はお礼参りの気持ちも込めたい」、お膝元の手向地区から初めて参加した阿部斐子さん(29)は「出羽三山神社の宮司だった祖父が神子修行をつくったと聞いている。そうした家族の歴史も感じ取りながら修行に励みたい」と話した。

随神門を通り神子修行の一行が山頂を目指した
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