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紀伊民報社

昔ながらの味は少数派 梅干しの好みを調査

塩分4~10%の梅干しを中心にさまざまな種類の梅干しが並ぶ売り場(田辺市秋津町で)

 和歌山県の田辺市とJA紀南が東京都で梅干しの好みの味を調査したところ、「塩分控えめ」や「はちみつ入り」を支持する人が多く、「昔ながらの梅干し」(白干し梅)を選んだのは10%だった。

 1月に東京都中央区のオフィスビルを中核にした複合商業施設、晴海トリトンスクエアで開いた梅とミカンのPRイベントで調査した。回答は219人で、うち190人が女性だった。  好みの梅干しで最も支持を集めたのは「塩分控えめ」で23%。続いて「はちみつ入り」21%、「甘い」18%。「すっぱい」は17%だった。  購入の価格帯は自宅用が「500~千円」が58%と半数を超えた。贈答用は「2千~3千円」が24%で最も多いが、「千~5千円」の間でばらつきがあった。  梅の飲食の仕方は「おにぎり」34%、「ご飯のお供」31%で、ご飯との組み合わせが6割を超えた。「梅酒」は17%、「梅のお菓子」が8%だった。  JA紀南加工部は「塩分20%の白干し梅は県外にほとんど出ていない。塩分控えめの基準は人それぞれだが、4~10%くらいの間で選ぶ人が多い」と話す。  ただ、市のふるさと納税の返礼品では毎年、白干し梅が人気を集めている。市梅振興室は「白干し梅が塩だけで漬け、添加物を加えていないことを説明すると、健康志向の方は興味を示してくれる。そういった売り出し方もしていきたい」と話している。  同時にしたミカンの調査では、購入する産地は和歌山県が32%で1位。愛媛県(27%)や静岡県(16%)を上回った。好みの味は「甘い」(41%)と「甘みと酸味のバランスが良い」(31%)で7割を超えた。

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