防砂ネットを撤去 橋杭海水浴場
橋杭海水浴場の防砂ネットを外す関係者(和歌山県串本町くじの川で)
南紀串本観光協会は27日、和歌山県串本町くじの川の橋杭海水浴場に設置していた防砂ネットを撤去した。海水浴場では4月からビーチハウスの営業が始まり、イベントの開催も計画している。
ネットは、冬の強風で浜の砂が吹き飛ばされないよう毎年設置しており、今季は昨年12月下旬から高さ約1メートル、長さ約17メートルのネットを約5メートル間隔で19枚張っていた。
この日は観光協会と町の関係者計13人が作業に参加。ネットを取り付けていた鉄棒を引き抜くなどして、手際よく片付けた。
同海水浴場では4月1日から「ビーチハウス・ラパン」が今季の営業を始める。同月23日にはシーカヤックや簡易なパラグライダーが体験できたり、フリーマーケットや飲食コーナーを設けたりする「橋杭ビーチオープンフェスタ2023」の開催も予定している。
観光協会の島野利之会長(55)は「防砂ネットを外すと、これからシーズンが始まるという感じでわくわくする。コロナ禍も落ち着いた感じになってきており、これまで自粛するなどして開催できなかったイベントもたくさんあったので、今年はより盛大にやっていきたい」と意気込んでいた。
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