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日沿道鼠ケ関ICそば 年間客数70万人見込む

 日本海沿岸東北自動車道(日沿道)の延伸を見据え、鶴岡市が鼠ケ関インターチェンジ(IC、仮称)の隣接地に移転整備する「道の駅あつみ」について、同市は25日、2027年4月にオープンするなどとした実施方針案を公表した。民間のノウハウを活用し、民間が施設の設計、建設、維持管理・運営を担うDBO(デザイン・ビルド・オペレート)方式の事業方式を採用する。

 温海地域の海岸線の早田地区の国道7号沿いにある「道の駅あつみ・しゃりん」を、約4キロ南の鼠ケ関ICそばに移転整備する。整備エリアは、鼠ケ関小学校近くの日沿道と国道7号、国道345号に囲まれた場所で、敷地面積約2・1ヘクタール。日沿道と国道7号双方の利用者が立ち寄ることができる。

 国と市による「一体型」の道の駅で、駐車場や24時間利用可能のトイレなど道路休憩機能、道路や観光の情報発信機能、鮮魚など産直物販施設や飲食施設などの地域連携機能、さらに防災機能を併せ持つ施設とする。建物面積は約1700平方メートルを想定。年間入り込み客数は「しゃりん」の2倍強となる70万人を見込み、物販や飲食の年間売上高は5億円を目標にしている。

 施設テーマは「鼠ケ関・温海・鶴岡の“旬”をつないで、手軽に、いつ来てもワクワクする道の駅」。整備方針には▽日本海側の東北のゲートウェイ(玄関口)として広域的に地場産品を充実させ、グルメによるおもてなしを提供▽地元との協働・連携による積極的なイベント実施による、持続的なにぎわい形成の拠点▽地域活性化に寄与する施設―などを掲げた。

 今後のスケジュールでは、市が23年12月に民間事業者を決定し、事業者は24年3月の市議会での議決を経て実施設計に入り、25年度の着工、26年度中の完成を予定する。

鼠ケ関ICそばに移転整備される「道の駅」の予定地(鶴岡市提供)

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