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少子高齢化 フードロス問題 フィリピンでは? 現地の高校生と意見交換 酒田南高オンラインスタディーツアー

 酒田市の酒田南高校(齋藤法明校長、生徒615人)で27日、「オンラインスタディーツアーinフィリピン」が行われ、同校生徒がフィリピンの社会問題について理解を深めるとともに、現地の高校生らと意見交換した。

酒田南高校の生徒たちがフィリピンの高校生とオンラインで意見交換した

 同校特別進学コースZ進学専攻(国公立大学・難関私学進学)では、研修旅行を予定していたが、コロナ禍のため実施できなかったという。こうしたことから、オンライン国際交流授業に取り組む「With The World」(五十嵐駿太社長、本社・兵庫県神戸市)が主催するオンラインスタディーツアーに取り組むことにした。Z進学専攻の1年生10人は、フィリピンのことをネットで調べたり、同市在住のフィリピン出身者を招いて話を聞くなど事前学習を重ねてきた。

 この日は生徒が5人ずつ2班に分かれ、ウェブ会議システム「Zoom」を介したリモートでツアーに参加し、フィリピン・イロイロ市に住む高校生らと英語で意見交換した。

 好きな食べ物や自国の文化、マイブームなどの話題で打ち解けた後、経済的発展を遂げたイロイロ市と、その中心から少し離れたカラフナン村にあるごみ処理場で資源物を回収して暮らす人々やNGOの支援で学校に通う高校生の動画が紹介された。生徒たちは「日本は少子高齢化が進んでいるが、フィリピンではどうなのか」「フードロスが大きな問題になっているが、どう考えているか」など質問し、世界で起きている問題について理解を深めた。

 参加した遠藤萌衣さん(16)は「ごみの問題とは別に、そこに暮らす子どもが学校にいけないという問題もある。動画の中で高校生が『家族との時間が持てることが一番の幸せ』と言っていたことが印象に残った」と話していた。

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