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宇部日報社

給食用のキャベツ出荷始まる

出荷作業をするふるさと吉見の会員(厚東棚井の出荷場で)

 宇部市厚東吉見の農事組合法人ふるさと吉見(河村守浩代表理事)が、今月から市内の学校給食に使用するキャベツの出荷を始めた。2日はJR厚東駅南側の畑で収穫された約1㌧を厚東棚井の集荷場で大きさごとに選別し、段ボール箱に詰めて出荷。2月末までの3カ月間、必要量を給食調理場に届ける。    市教育委員会学校給食課では、地域産業への理解を進め、好き嫌いのない健康な子どもの育成を目的に、給食での地産地消を掲げているが、地元産食材がなかなか確保できないのが実情だった。    同課は昨年、給食で使用する野菜の品目と年間使用量を調べ、宇部産野菜を効率的かつ確実に集められるよう、JA山口県に協力を依頼。キャベツについて、出荷調整、作付け品種の検証を行い、今回の本格出荷にこぎ着けた。    JAがコーディネート役となり、給食現場と生産現場を結び付けたことが特徴で、生産調整の他、出荷の仕組みも構築した。出荷時には専用ケースを利用することとし、卸、仲卸、小売り、調理場という流通の中で、給食現場に確実に届くよう工夫した。    生産側には市場で規格外となる野菜も確実な消費先に納入できる、給食現場では地元産野菜を確保できるというメリットがある。    キャベツは同法人の畑1・7㌶で栽培。品種は藍天(らんてん)、冬藍(とうらん)などで、甘みが強いのが特徴。食材として汎用(はんよう)性が高く、汁物、サラダなどに使われる。12月の出荷予定量は3・35㌧。収穫は週3日行い、市内13カ所の調理場に届けられる。    また今年は、キャベツの事例と同様に、同法人で生産するダイコンとハクサイについても生産調整などの検証を実施し、来年度以降の本格出荷を目指していく。    河村代表理事は「生産者として農地を守ることに加え、地元の子どもたちに安心して食べられる野菜を作るのが大事。同時に、絶対に必要量を届けなくてはならない責任もある。おいしい野菜を食べてもらえるように会員が気持ちを新たにし、頑張っていきたい」と述べた。

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