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紀伊民報社

龍神材生かし看板製作 企業組合設立へ

店舗前に設置された木製看板(田辺市龍神村甲斐ノ川で)

 和歌山県田辺市龍神村で林業や木工、製材などに携わる人たちが集まり、良質の龍神材を生かした看板を製作する企業組合を立ち上げる準備を進めている。年内に発起人会を開き、総会を開いて来年度から事業化する予定。

 龍神材の需要増や、木工関連事業所の新規・継続的な仕事の創出、看板を設置する店舗の利益向上を目的に取り組む。  また、景観面から観光振興にもつなげたいという。龍神村は林業とともに観光も基幹産業の一つ。事業所や店舗などでは龍神材を使った看板を設置した所もあるが、看板の規格を統一して普及させることができれば、観光客が撮影してインターネットで情報発信されるなどのPR効果も期待している。  事業化に向けて、龍神村特殊看板製作企業組合(仮称)を立ち上げるため、林業や木工の関係者7人が発起人となり、話を進めている。看板を製作して設置工事をするに当たり、デザイナーや木工職人、製材、建築関係者の協力が必要で、今後幅広く協力を求めていくという。  構想段階だが、木製看板は縦、横ともに約2メートルの大型サイズの他、彫刻を施した中型の看板などを検討している。事業化して5年間は龍神村内での設置を目標にしている。  初年度はサンプルも含めて案内標識や公共事業所向けの製作、2年目からは申し込みのあった事業所向けの製作、6年目以降は龍神村外からも受注していきたいという。補助金や助成金の利用で安価で看板を付けられる方法も模索している。

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