コロナ禍乗り越え、よい年に 奄美空港に一足早く門松

奄美空港玄関に門松を設置する福祉事業所利用者ら=27日、鹿児島県奄美市笠利町
今年も残すところあとわずか。各地で正月の準備が進む中、鹿児島県奄美市笠利町の奄美空港玄関口に27日、色鮮やかな門松がお目見えした。
設置したのは龍郷町の障がい者支援施設「ワークセンター奄美」(竪山ミサコ施設長)と障害福祉サービス事業所ジョイワーク奄美(同)。20年前から続く師走の風景だ。
利用者と職員7人が高さ180センチの竹を中央に松や杉の葉、葉ボタンなどの植物に加え、たこやしめ縄で飾り付けた。一足早い正月飾りに、足を止めて写真を撮る利用客の姿も見られた。
施設利用者の一人は「寒かったけどきれいに飾れて楽しかった」と笑顔。奄美空港ターミナルビルの幸進也社長(65)は「コロナ禍を乗り越えて来年こそ落ち着いた一年になることを願っています」と話していた。
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