苫小牧の図柄入りナンバープレート 交付から1年で申請2000件突破
自動車のご当地ナンバープレート「苫小牧」の図柄入りの交付申請が、2000件を突破した。2020年5月11日に交付を開始し、1年余りで着実に浸透。苫小牧市の担当者は「予想以上の申請数」と普及への手応えを感じながらPRを続ける。

とまチョップのイラスト入りご当地ナンバープレートを付けた青空幼稚園の送迎バス
アイスホッケーをする市の公式キャラクター「とまチョップ」やウトナイ湖、樽前山など苫小牧の特徴をふんだんに盛り込んだ図柄入りナンバープレート。申し込み手続きを担う室蘭運輸支局のまとめによると、4月末までに軽自動車を含め2293件の申請があった。昨年4月に受け付けた事前申し込みの段階で311件に上り、交付後1週間で500件を突破。6月末には1061件となり、その後も、1カ月に100件ほどの申請が寄せられているという。
市政策推進課の担当者は「交付申請は当初1年で1000件ほどと予想しており、市民の関心の高さに驚いている。街中で苫小牧ナンバーの車が目に付くようになってきた」と語る。
昨年6月に自家用車を図柄入りのご当地ナンバープレートに切り替えた、市保険年金課の簑島瑞枝さん(42)は「函館に行った際、プレートを見た知らない人に『いいね』と声掛けされた。苫小牧のPRになっていると思う」と述べた。
市のぞみ町の幼稚園事務職員五十嵐順一さん(52)も昨年5月に「図柄入り」に変更。代行業者に頼まず、自ら室蘭市内の同支局まで出向いて、手続きするのは少し煩わしかったというが「まちの公式キャラクターの図柄が入ったナンバープレートは珍しいので、すぐ変えたかった」と話した。
交付手数料が普通車よりも4000円ほど高い大型車への普及も進んでいる。苫小牧市柏木町の青空幼稚園は、半年ほど前に園児の送迎バス7台すべてを図柄入りプレートにした。冨樫聖子園長(79)は「大型車で切り替える人があまりいなかった時期で、希望の番号を付けることができた。手続きに1台1万円以上費用がかかったが、よりかわいいバスになった」と喜ぶ。
同課によると、申請に必要な1000円以上の寄付金は市の交通政策に活用する方針。6月に具体的な使途を検討するとし、「まちのPRのため、車の買い換え時などにはぜひ図柄入りのナンバープレートを選んでほしい」と呼び掛ける。
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