地元の現場 肌で感じる トンネル工事掘削や安全対策
鶴岡工業高の建築科1年生を対象にした建設工事現場見学会が9日、鶴岡市内で行われた。市内各地の新築工事や土木工事の現場を見学して建設業への理解を深めた。
県建設業協会鶴岡支部青年部(五十嵐大輔部長)が鶴岡工業高の生徒を対象に毎年実施。工事現場の雰囲気を肌で感じてもらい、建設業への就労意欲向上につなげる狙い。
この日は生徒40人が青年部の約25人と共に、鶴岡市屋内多目的運動施設と社会福祉法人創奏の里の「デイセンターじゃがいも」の新築工事現場、日本海沿岸東北自動車道(日沿道)のトンネル工事現場の3カ所を見学した。
このうち同市大岩川で建設が進む日沿道「国道7号朝日温海道路」の大岩川トンネル(延長1016メートル)の現場では、発注者の国土交通省酒田河川国道事務所と請負業者の奥村組東北支店のそれぞれの担当者が、工事概要や現場の安全対策などを紹介し、「特殊な重機やダイナマイトの発破で掘り進め、トンネル掘削は1000メートルを超えて貫通まで残りわずかとなっている」と工事の状況を説明。高所作業が伴う現場の安全対策では、腰に付けた安全帯の「2丁掛け」をデモンストレーションし、「自分の身を守るために必要な命綱」と紹介した。
将来は地元で建設関連の仕事に就く希望を持つ長南快さん(15)は「トンネルの工事現場を見たのは初めて。ダイナマイトも使う掘削の動画を見て、安全対策をしっかりやっていることがよく分かり、現場に触れることができて良かった」と話した。

工事請負業者から説明を受けながら日沿道・大岩川トンネルの建設現場を見学する鶴岡工業高の生徒たち
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