サキシマスオウノキ シロアリの侵食具合確認 樹木医らが現地視察

現地を視察する樋口樹木医と林野庁職員ら=9日午後、仲間川天然保護区域
【西表】仲間川上流に自生し、2000年4月に林野庁の「森の巨人たち百選」に選ばれたサキシマスオウノキを樹木医の樋口純一郎氏と害虫防除が専門の沖濵宗彦氏が現地で木の状態を確認した。
同木には以前から、絞め殺しの木として知られるアコウの木が絡みついており、除去が検討されていた。ことし6月には、林野庁職員がシロアリの侵食を発見。今回の視察で約300~400万のタカサゴシロアリの個体が、4~5年にわたり寄生していることが分かった。放置すると枯死する可能性がある。
視察したサキシマスオウノキは、樹齢約400年と言われており、幹回り360㌢、高さ20㍍で、仲間川天然保護区域内に自生している。板根と呼ばれる木の板のような根が特徴で、西表島の観光名所の一つとなっている。
林野庁九州森林管理局西表森林生態系保全センターの草野秀雄所長は「大きな巨木なので、守っていきたい。残していきたいという思い」、視察に同行した竹富町役場産業振興課の中田貴徳技師は「町の財産なので、直していきたいと考えている」とそれぞれ話した。
竹富町は今後、林野庁、文化庁などの関係機関と協議して対応を検討していく方針。
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