とぅぬすく村獅子祀り 獅子の神力で悪霊払い 新型コロナ退治も祈願

登野城村に見立てたアラスクヤ4隅の盛砂にススキのサンを挿し邪悪払いする2頭の獅子=3日午前、アラスクヤ
登野城獅子保存会(黒島弘会長)は3日午前、2020年度とぅぬすく村獅子祀りを字会三役、同保存会会員、アラスクヤ関係者で規模を縮小して行った。ことしは新型コロナウイルスの退治終息も獅子神様に祈る特別な祭祀(さいし)となった。
同祭祀は、古来より悪霊を追い払い、子孫のいない浮遊霊を成仏させることで字民の健康を祈願するのが目的。
神事では、神司が獅子と弥勒の神々にニンガイ(願い)した他、笛とドラ、三線の音に合わせて「無蔵念仏節」「弥勒節」、「やらよう節」の合唱をささげた。
獅子舞では、地謡が場を清める「ナナツンガニ」を演奏した後、ビギシィシィ(雄獅子)とミィシィシィ(雌獅子)の2頭の獅子が登場し祭壇の前で拝礼。神司からススキのサンを受け取り、登野城村と見立てたアラスクヤの4隅の盛砂にサンを挿して邪悪払いをした。例年行われる南ぬ島棒はことしは取りやめた。
登野城字会の新城浩健会長(72)は「ことしは多くの字民を招待することができず寂しい獅子祀りとなったが、獅子の神、弥勒の神の前で村、字民の健康を願うことができた。来年の旧盆はアンガマも獅子祀りもいつものように盛大にできるよう願っている」とシィマムニ(方言)であいさつ。
奉納を終え獅子保存会の黒島会長は「無事に終えてほっとしている。コロナも含め邪気を獅子が払ってくれた。字民はもちろん、八重山の無病息災と安全を祈願することができて良かった」と安堵(あんど)の表情を見せた。
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