アドベンチャーワールド 1カ月半ぶり再開

母親パンダの「良浜」を撮影する来場者(21日、白浜町で)
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて臨時休園していた和歌山県白浜町のアドベンチャーワールドが21日、入園者は県内在住者に限定して営業を再開した。3密(密閉、密集、密接)を避けるため、ケニア号や海獣館など一部のエリアやアトラクションは休止が続くが、1カ月半ぶりの営業とあって開園前から家族連れらが訪れ、園内は笑顔であふれた。
「顔晴(がんば)ろう!わかやまSmiling Days」と題し企画。入園料は通常の半額(1400~2400円)で、1日の入園者数を5千人までに制限している。
臨時休園は2月29日から始まり、3月23日には一部を除き再開したが、4月7日から再び休園していた。
再開したこの日、平日にもかかわらず事前予約は500人あった。開園と同時に100人ほどが入場し、好きなエリアを目指した。
ジャイアントパンダが暮らす人気エリアの「パンダラブ」や「ブリーディングセンター」には大勢が訪れ、竹を食べる姿に見入り、写真に収めた。
小学生の孫3人と訪れた田辺市新万の吉田恵子さん(66)は「孫たちは春の遠足も行けず、家にこもりっきりでかわいそうだった。久しぶりにパンダを見て楽しそうで良かった」と話していた。
企画は当面24日まで続け、25日以降については検討する。入園するには、事前に公式ウェブチケットストアで1日入園チケットを購入する必要がある。このほか、県在住が証明できる身分証明書(運転免許証や健康保険証など)、マスクの持参も必要。
営業時間は短縮し、午前10時半~午後4時半。休止が続くのは、ケニア号や海獣館以外では、動物ふれあい、ペンギン王国など。イルカによるマリンライブなどのショーは入場制限する。同園は「和歌山の皆さんの晴れ晴れとした笑顔が起点となり、日本中にスマイルの輪を広げていきたい」と話す。
ネットで支援募る
アドベンチャーワールドは21日、長期に休園した同園を支援してもらおうと、インターネットで資金を募るクラウドファンディングを始めた。「動物たちの未来をともにつくろう」と協力を呼び掛けている。7月20日まで。
クラウドファンディングサイト「READYFOR」を活用し、「和歌山・アドベンチャーワールド 未来のSmile応援プロジェクト」として資金を募る。ジャイアントパンダなど園内で暮らす140種1400匹の動物たちが、生き生きと暮らすために必要な食事や環境を整えるのに活用する。目標額は500万円。支援内容は11種あり、URL(https://readyfor.jp/projects/adventureworld)で受け付ける。
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