高校生と創る演劇
演出家は初の豊橋出身
11月に豊橋市の穂の国とよはし芸術劇場プラットで上演する「高校生と創る演劇」は、第6弾となる「転校生」で初めて地元出身の演出家を迎える。手掛けるのは、豊橋出身の演出家・山本タカさん(30)=東京都。9月からの本格的な稽古を前に16日まで、山本さんを講師にプラットで出演者とスタッフ計30人の高校生が発声練習や演劇の基礎的なトレーニングを積んだ。 企画「高校生と創る演劇」は、プラットが芸術文化の人材育成などを目的に実施。2014(平成26)年から、高校に通う年代の若者がプロの演出家、スタッフと演劇を作り上げている。 「転校生」は、女子高校生たちのたわいもない会話が同時多発的に繰り広げられ、会話の中に彼女たちの日常と社会への好奇心、大人たちへの不信感、将来への不安を垣間見る群像劇となっている。1994(平成6)年に劇作家の平田オリザ作・演出で初演されて以来、高校演劇のバイブル的作品となっており、プラットでも第1弾で上演した。 今回は、初演から25年を機に、公募で選ばれた東三河や名古屋、浜松市などの高校生キャスト21人が挑む。 県立時習館高校演劇部出身の山本さんは、明治大学を卒業後、14年に劇団「くちびるの会」を立ち上げ、以降すべての作、演出を手掛けている。 13~16日の4日間、プラットであったワークショップでは2日目から山本さんが講師を務め、ストレッチ方法や腹式呼吸を意識した早口言葉の発声など、演劇の基礎を指南した。 対象に対して声を発するトレーニングでは、「セリフは誰かに向けて言う。対象を狭めていく感覚、相手に意識を飛ばす感覚を養っていってほしい」と山本さん。 キャストは今後、発声練習やセリフ覚えなどの自主稽古を経て、9月下旬から本格的な稽古に入る。公演は11月2、3、4日の計5回。 山本さんは「演劇をやることは根本的な人間の存在に触れていく作業。人間とはなんなのかを思い巡らせる時間が、彼女たちの財産になると思う」と話している。 チケットは9月14日から一般発売する。
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