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荘内日報社

ブランド化や加工品開発 県「おいしい魚加工支援ラボ」完成

 県産魚介類のブランド化や付加価値向上、加工品開発をサポートする「おいしい魚加工支援ラボ」が鶴岡市加茂の県水産試験場敷地内に完成し21日、オープニングセレモニーが行われた。

 県内の水産分野で初のオープンラボ。鮮度保持の技術開発やうま味成分のデータ化などによる高付加価値の研究機能を担うとともに、漁業者グループの加工品開発や水産・教育に携わる研修、また児童生徒への魚食普及や漁業者担い手の育成研修などに活用する。鉄骨2階建て、延べ床面積260平方メートル。1階に調理・試作室と分析室、2階に加茂港や庄内浜を一望する研修室を設けた。調理・試作室にはスチームコンベクションオーブン、真空包装機、急速冷凍装置、低温乾燥庫、ハイグレードフリーザーなど多様な器材がそろっている。事業費は1億6800万円。

 オープニングセレモニーには吉村美栄子知事、本間昭志県漁協代表理事組合長ら県や漁業水産関係者、地元自治会代表ら約50人が参列。念珠関辨天太鼓創成会が威勢良い演奏を披露した後、吉村知事や本間組合長、同創成会の子どもたちがテープカットし、完成を祝った。

 吉村知事は「ラボを大いに活用してもらい、さらにおいしい加工品が試作商品化されることを期待する。庄内浜の魚種の特徴に合わせた戦略的ブランド化を進めるため、オール山形で一層の消費拡大を図りたい」とあいさつした。その後、参列者が県水産試験場職員の案内で施設内を見学。調理・試作室では、ゆらまちっく海鮮レディースのメンバーが開発した水産加工品「小鯛だし」や小鯛だし入り「八乙女うどん」、「干しだこ」などを披露し、吉村知事らが試食した。

県内水産分野で初のオープンラボ「おいしい魚加工支援ラボ」が開設

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