稚児の成長願い肩車 本宮大社で湯登神事

湯登神事で父親らに肩車され、熊野本宮大社を出発する稚児ら(13日、田辺市本宮町で)
和歌山県田辺市本宮町の世界遺産・熊野本宮大社(九鬼家隆宮司)は13日、この日開催の「八咫(やた)の火祭り」に合わせ、毎年春の例大祭で営んでいる「湯登(ゆのぼり)神事」を再び執り行った。大社創建2050年を祝う行事。神の依り代という稚児を父親らが肩車し、健やかな成長を願いながら歩いた。
大社を出発した神職や楽人、稚児らが湯の峰温泉の頭屋で身を清め、湯峯王子社で祭典をした後、熊野古道「大日越」を通って帰社する神事。県の無形民俗文化財に指定されている。 本殿前で拝礼した1~5歳の男児10人は父親や祖父らに肩車され、午前9時半ごろ、列になって大社を出発。途中でバスに乗って移動し、湯の峰温泉で身を清めた。湯峯王子社では、楽人の演奏に合わせて稚児たちが左右に回る「八撥(やさばき)神事」をし、再び肩車をしてもらって険しい熊野古道を越えた。 田辺市下万呂の自営業、入江泰之さん(49)は、次男の五梛君(3)と参加。「本宮大社で子どもたちのお宮参りもしており、健康に育ってほしいと思って参加した」と話した。
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