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更別農高生が特許取得 サツマイモ原料 濃厚酢の製造法

 更別農業高校(室伏諭校長)の研究チーム「地域資源活用分会」の生徒たちが、サツマイモを使用する濃厚酢の製造法で特許を取得した。研究は今年度、大阪・関西万博(昨年7月)や道教委主催の研究発表会「Ezo探究-festival」(1月)などで紹介し、高い評価を受けた。卒業を控える3年生は集大成として特許取得にこぎ着け、達成感に包まれている。

特許証を手に笑顔を見せる地域資源活用分会のメンバー(右から増地さん、高橋さん、石山心煌さん、中田琉稀さん)

 特許を取得したのは「サツマイモの糖化液を主原料とした調味料およびその製造方法」。規格外のサツマイモを糖化させて液状にし、酢酸菌を添加、ブドウ果汁と合わせて容器内で熟成させた。

 炭化したサクラやホワイトオークの木片と一緒に熟成することで、3カ月という短い熟成期間でも風味豊かな濃厚酢を製造することに成功した。

 研究成果は2024年度の「パテントコンテスト」(文科省、特許庁など主催)で優秀賞を受賞。特許の出願に向けては、費用の助成や弁理士のアドバイスを受け、生徒自身で手続きを行った。昨年3月に特許庁に出願、9カ月後の昨年12月16日付で登録された(登録番号は第7791635号)。

 道外の講習会にも参加し、特許出願の手続きを勉強した高橋歩希さん(3年)は「無駄な野菜の使い方を変えるだけで価値ある商品になった。この発想が特許につながったことがうれしい」と話す。

 指導した菊池直樹教諭は「この研究には、過去10年の先輩たちのデータが蓄積されている。生徒たちが開発した技術を保護するため、今後も知財教育に力を入れたい」と話していた。

 濃厚酢は更別村内の飲食店を中心に販売を目指す。増地早佳江さん(3年)は「後輩たちには濃厚酢を使った料理のレシピなど、新たな活用方法を考えてほしい」と語り、研究のバトンを託した。

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