厚真で交流拠点を整備 起業型地域おこし協力隊員
厚真町の起業型地域おこし協力隊員の山下裕由さん(36)は、町豊沢の民家を改装して、地域住民が交流できる場や民泊できる拠点づくりを進めている。インターネットで資金を調達するクラウドファンディング(CF)専用サイト「ForGood(フォーグッド)」で、資金提供を募っている。

厚真町豊沢で民家の改修作業を進める山下さん
山下さんは小樽市出身。2022年までカンボジアのNGO(非政府組織)に6年間勤務した。帰国後、23年4月に厚真町起業型地域おこし協力隊に採用され、6月に上厚真で「燻製(くんせい)工房Thmey(とまい)」を開設した。
厚真町で商品開発や販売に取り組む以外に、イベントの参加などを通じ、町民の温かさに触れた。今年3月に協力隊は卒業となるが、町内で暮らしたいと思うようになり、紹介された町豊沢の木造2階建て民家での拠点づくりを決意。「人が集い、食べ、泊まり、語らうような役割を担いたい」と考えている。
昨年から民家や土地の整備を進め、ウッドデッキの設置や壁の一部の撤去など作業を進めてきた。建物内で燻製商品の直売や交流スペース、1日1組が宿泊できる民泊とプライベートバーの機能を持たせる考え。事業費は約900万円。5月ごろのオープンを目指している。
CFは、返礼品として、感謝の気持ちを込めたメールの送信や燻製カシューナッツのギフトセット、民泊の宿泊券など、3000円から10万円の価格帯で用意した。目標は100万円で、購入者からは「チャレンジの一助になれば幸いです!」や「ぜひ楽しい場所を作ってください!」など応援のコメントが寄せられている。
山下さんは「施設で燻製体験やイベントの開催、地域の人が集まる拠点にしたい」と話した。
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