県が20産品を認定 第1回「一番星アワード」

「和歌山一番星アワード」の認定商品を発表する審査委員長の粟飯原理咲さん(左)と宮﨑泉知事=10日、和歌山県庁で
和歌山県は10日、県内で製造される県産品を厳選し推奨する「第1回和歌山一番星アワード」の認定20商品を発表した。「一番星アワード」は「プレミア和歌山推奨品」の後継として、本年度導入した事業。和歌山を代表する商品として、全国や世界への販路拡大を支援する。
県の募集に117商品の申請があり、百貨店のバイヤーやフードプロデューサーら8人の審査委員が「安全性」のほか、人々の心を動かす「共感性」、他にはない魅力や技術、こだわりの「独自性」、これからの和歌山の未来を切り開く「可能性」の基準で審査した。
■特別賞に5商品/デラックスケーキなど
20商品のうち鈴屋(田辺市)の「デラックスケーキ」、アーマリン近大(白浜町)の「近大キャビア」、岩谷(串本町)の「紀州梅真鯛梅」、上友農園(有田市)のみかんジュース「Premium Taste uetomo(プレミアム テイスト ウエトモ)」、浜田屋(高野町)の「胡麻(ごま)豆腐」の5商品が審査委員特別賞に選ばれた。県は20日、東京都でイベントを開き、来場者投票により、5商品から「グランプリ」を決定する。
審査委員長を務めた、会社社長の粟飯原理咲さん(東京都)は会見で、特別賞のデラックスケーキについて「審査会でかわいいと声が上がるほど、レトロな包装が乙女心をくすぐる。ジャムに白インゲン豆を使う独自性や味わいも含めて高く評価された」、近大キャビアは「貴重な国産キャビアという価値に加え、近畿大学水産研究所の研究成果を背景にした近大ブランドがある」、紀州梅真鯛梅は「梅とタイを合わせた独創性が評価された。和歌山の山と海の恵みが一度に味わえるとの声もあった」と講評した。
その上で「素晴らしい県産品ばかりで、選び抜くことが本当に悩ましかったが、第1回にふさわしい和歌山を代表する商品を認定することができた」、宮﨑泉知事は「制度は産声を上げたばかりだが、認定商品を全国や世界に広げていきたい」と話した。
前身の「プレミア和歌山」は2008年度から実施。和歌山らしさがある農産物や加工食品、伝統工芸品、地域の祭りなどさまざまの分野で認定してきたが、上限数を定めておらず、さらに期限の5年を迎えても更新できるため、認定品数は1300商品超に上った。認定事業者から「プレミア感がない」との声があったのを受け、23年度の認定を最後とし、25年度に「一番星アワード」を導入した。「一番星アワード」では、新規認定数を20商品程度に絞り、認定期間の5年を過ぎての更新もしないことにしている。
関連記事
五感で楽しむスカイバス 白浜で試乗体験会
和歌山県白浜町の南紀白浜観光協会は2月28日、屋根のない2階建ての観光バス「スカイバス」の試乗体験会を開いた。参加者は、景色や風、温泉の匂いを感じながら乗車を楽しんだ。 3月20日~4月5日...
春迎える準備本格化 鶴岡公園「啓蟄」に松の胴巻き外し
5日は冬ごもりをしていた虫が動き出すとされる二十四節気の一つ「啓蟄(けいちつ)」。鶴岡市の鶴岡公園ではこの日、松の幹に巻いていたわらの「胴巻き」を外す恒例の作業が行われ、春を迎える準備が本格的に始...
十勝南部中心 ずしり大雪 5日も特急運休や休校
日本海を北上する低気圧と日本の東を北東に進む低気圧を含む気圧の谷の中に入った影響で3日夜から続いた十勝地方の降雪は、5日朝にかけても湿った雪が降り続いた。南部を中心に大雪となり、各地で除雪に...
市内のデジタル観光マップを制作、山口高2年の柴田さんと白石さん【山口】
山口高理数科2年の柴田咲さんと白石葵さんが、デジタル観光マップ「山口マニアマップ(通称ヤママ)」を制作した。地元住民の目線で集めた隠れスポットや小話を盛り込み、観光客だけでなく市民も楽しめる地図...

