豪雨災害復興の歩み学ぶ 酒田市大沢地区COCOSATO 現地視察プログラム受け入れ 収益金の一部復興支援に
酒田市大沢地区で特産品開発など手掛ける合同会社「COCOSATO」(ココサト、阿部彩人代表)は10日、2024年7月の豪雨災害で甚大な被害を受けた同地区の被害状況や復旧・復興の歩みを現地で学ぶことができる「視察研修プログラム」の受け入れを開始したと発表した。市内で同日に記者会見を開き、阿部代表がプログラムの概要を説明した。
プログラムは、教育機関や防災団体などを対象に豪雨災害の記録と教訓を広めながら地域資源を活用した復興支援につなげることを目的に、いずれも同市の大沢コミュニティ振興会(後藤正一会長)、松山観光バス(池田一喜社長)、酒田DMO(荒井朋之代表理事)などの後援で企画した。
約2時間を想定する研修内容は、大沢コミュニティセンターで被災直後の映像などを紹介する座学の後、地元住民によるボランティアガイドが被災した河川や農地を案内する。受け入れ人数は最大40人を想定しており、料金は30人まで3万3000円、31人以上は4万4000円。収益の一部は復興支援に充てるという。
希望によって復興支援体験を取り入れるなど内容を追加することもできる。松山観光バス、酒田DMOと連携することで市内観光などを組み合わせることも可能という。
この日の会見には阿部代表、後藤会長、池田新・松山観光バス専務、荒井代表が出席。阿部代表は「これまで住民と共に活動してきた取り組みを多くの人に知ってもらうことで、関係人口の増加、地区の発展につながれば」と期待を話した。申し込み受け付けは既に開始しており、雪解けの状況を見ながら今年3月以降の本格実施を検討中。申し込みはココサト、松山観光バスのホームページから。

豪雨災害被災地を視察する研修プログラムについて記者会見したココサトの阿部代表(左から3人目)ら
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