3年ぶりに氷上ワカサギ釣り 愛好者アタリ満喫 三種町の八郎潟東部承水路

八郎潟東部承水路でワカサギの氷上穴釣りシーズン到来(三種町鹿渡で)
ワカサギの氷上穴釣り場として知られる三種町鹿渡の八郎潟東部承水路がほぼ3年ぶりに結氷し、愛好者が寒さをしのぎながら繊細なアタリを満喫している。氷上にテントがずらりと並ぶ光景は、厳冬の風物詩だ。一方で、関係団体は転落事故などが発生しないように安全対策の徹底を周知している。
東部承水路は琴丘森岳インターチェンジから近く、冬季に氷の強度が増して氷上穴釣りが可能となると各地から愛好者が集まる。氷が安定するとされる例年1月下旬から2月にかけては氷上に並ぶテントの数が増える。
5年の1、2月はワカサギの氷上穴釣りを楽しめたが、6年と7年は水面の一部が凍っても気温の上昇や降雨によって解けて結氷が進まなかった。昨年2月は一時的に雪氷の厚さが増して穴釣りをした人がいたものの、多くの愛好者にとっては氷上に行くことがかなわない“寒い冬”が続いていた。
東部承水路でのワカサギの氷上穴釣りを地域資源として有効活用しようと取り組んでいる三種公魚釣同好会によると、この冬は年明けから続く冷え込みに加え、先月下旬からの寒波襲来によって結氷が進み、先月末ごろから愛好者の姿が見られるようになった。
県内各地から訪れた人たちは氷上にテントや小屋を設営し、場所によって厚さ約30〜40㌢の氷や雪氷にドリルで穴を開け、釣り糸を垂らしてアタリを待っている。1日に200匹、300匹と釣る人もいるという。
三種公魚釣同好会を主宰する児玉善樹さん(60)は「ワカサギの氷上穴釣りは昔、漁師にとって冬季の遊びだったが、今はレジャー化して親しまれている。氷上穴釣りを目的に各地から鹿渡に人が集まることから、この土地の魅力とも言える」と話す。
氷上は天候によって変化が生じるため、注意が必要。三種公魚釣同好会は転落事故などを防ぐために釣り穴への目印設置や帰宅時の穴埋め、ライフジャケットの着用、テント内で暖房器具を使う際の換気といった安全対策の徹底を呼び掛けている。
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