1月ほとんど雨降らず 降水量ゼロの地点も 和歌山県紀南地方

干上がって水が見えなくなった富田川(和歌山県上富田町市ノ瀬で)
1月の紀南地方はほとんど雨が降らず、各地で降水量ゼロを観測した。和歌山地方気象台は「西高東低の冬型の気圧配置となり、低気圧の影響を受けにくかった」と分析している。
紀南にあるアメダス観測点のデータでは、潮岬(串本町)と新宮(新宮市)、西川(古座川町)、色川(那智勝浦町)が降水量ゼロ。次いで栗栖川(田辺市)2ミリ、日置川(白浜町)5ミリ、南紀白浜(同)6・5ミリ、龍神(田辺市)17ミリだった。
1月の平年値は栗栖川91・9ミリ、潮岬97・7ミリ、西川113・4ミリで、今年が非常に少なかったことが分かる。
気象台によると、今後1カ月も冬型の気圧配置の影響で、少雨になる可能性があるという。
■梅に影響心配
農家からは、少雨の影響を心配する声も出ている。田辺市下三栖の梅農家の男性(49)は「花が小さいなど、少し弱っていると感じる梅の木もある。作柄に影響しないか心配」、みなべ町西本庄の梅農家の男性(72)も「つぼみの時季に雨が欲しい。着果に影響するのではないか」と気をもむ。
県うめ研究所(みなべ町東本庄)によると、研究所での観測で1月の総雨量は5ミリ。研究所は9日以降の満開期に、花の状態を調べる予定にしている。
■林野火災に注意
田辺・西牟婁では、白浜町消防本部が「林野火災注意報・警報」を1月から運用しており、同月中は林野火災警報を15回、注意報を10回発令した。1カ月のうち注意報以上を25日間発令していたことになる。
川上誉消防課長は「風が強い日は屋外での火の取り扱いに気を付けてほしい」と話している。
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