鮮やかなつるし飾りずらり 阿知須でひなもんまつり【山口】

華やかに会場を彩るひなもん(いぐらの館で)
第22回「阿知須のひなもんまつり」が、山口市阿知須のいぐらの館や商店街で開かれている。ちりめん、古布、着物の端切れで作った色鮮やかなつるし飾りや布小物が店舗、民家、公共施設など15カ所に展示され、来場者を楽しませている。9日まで。同実行委員会(古谷彰正委員長)主催。
ひなもんは、色彩豊かな縁起物などのつるし飾り。7個で一列にした飾りを下げ輪に七列結び付け、真ん中の大きなまりと合わせ計50個の飾りで作られる。
福岡県柳川市のつり飾り「さげもん」に魅了されたひなもん教室の藤本慶子さん(88)らが2002年から制作を始めた。当初はさげもんと呼んでいたが、ひな祭りの「ひな」をかけて「ひなもん」となり、05年から地元の商工会と協力してひなもんまつりを開催している。
いぐらの館にはひなもん教室の会員15人の作品が並び、今年のえとである馬、長寿を意味する曲がったエビ、座る赤子、金魚、亀などの愛らしい姿が会場を彩っている。多くの来場者が「すごい」「きれい」などと感嘆しながら楽しんでいた。
藤本さんは「今年の新作もいい出来栄え。会員が減ってきているが、これからも制作を続けたい」と話した。
同地域出身の小説家、中野真琴の長男、茂樹さん宅では、ひなもんの会(須崎晶子会長)の会員らのひなもんと新作のひな人形、ヤマボウシの掛け飾りなどの細工物が飾られている。
古谷委員長は「毎年、県内外から多くの来場者が楽しんでくれる阿知須の名物。大切にしていきたい」と話した。
展示時間は午前9時半~午後3時半。イベント開催中にはスタンプラリーやキッチンカーの来場もある。
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