5年ぶり「大忘年会」で絆深め合う 能代市二ツ井町種地域

餅つきを楽しむ子どもたち
能代市二ツ井町の種地域おこし実行委員会(成田和彦会長)主催の「種大忘年会」は28日、種公民館で開かれた。老若男女が一緒に楽しんで住民同士の絆を深め合おうと企画したもので、参加者は餅つきやビンゴゲームといった催しに興じ、にぎやかに交流を深め合ったほか、火災を想定した避難訓練などにも取り組んで有事に備えた。
忘年会は、かつては若者有志の企画で開催していた。新型コロナウイルスの影響で中止が続いていたが、地域に明るさを取り戻そうと住民らが立ち上げた種地域おこし実行委員会が世代間交流の場にと5年ぶりに復活させた。
この日は種地域内外の子どもから高齢者まで約50人が参加。初めに避難訓練を行い、同公民館厨房から火が出たと想定して119番通報し、火事触れを受けて屋外へ退避した。さらに、消防署員を講師に消火器を使った初期消火訓練のほか、救命講習で胸骨圧迫やAEDの使い方、餅などを喉に詰まらせた際の吐き出させ方を学んだ。
続いて、同公民館前で餅つきを開始。臼に入れられたもち米を大人たちがきねを使ってこねた後、子どもたちも積極的にきねを振るって楽しんだほか、鏡餅作りも行った。完成した鏡餅は熊野神社に奉納する。
その後は宴会に移り、だまこ鍋やあんこ餅、きな粉餅などを味わいながら参加者同士で親睦を深め合った。ギターの弾き語りやビンゴ大会といった催しもあり、幅広い世代で交流の輪が広がっていた。
佐藤瑠海君(二ツ井小1年)は「餅つきをするのは初めてだけど面白かった。みんなと遊べて楽しく、また来てみたい」と笑顔を見せていた。
成田会長は「思ったよりも子どもたちが集まってくれて良かった。世代間交流によって、隣の家の人などの顔が見える状況をつくり、防犯にもつなげたい。今後も毎年忘年会を開催することができれば」と話していた。
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