地域展開へ始動 和歌山県白浜町の中学部活動

部活動の地域展開に関し、「子どもの未来のためにできること」を話し合う交流会の参加者(和歌山県白浜町の白浜会館で)
和歌山県の白浜町教育委員会が、中学校部活動の地域展開に向けて動き出した。関係者が集う「交流会」を開いたほか、協議会の設立に向けた準備も進めている。町教委は「できるところから、持続可能な基盤をつくっていきたい」としている。
部活動の地域展開は、少子化が進む中でも生徒がスポーツや文化芸術活動に親しむ機会を確保し、充実させるための取り組みで、全国の自治体が検討を進めている。国は2026年度からの6年間を「改革実行期間」としている。県は26年度までを「準備期間」とし、27年度以降で「地域クラブ活動の充実」を進めるとの見通しを示している。
白浜町教委が開いた「交流会」は白浜会館で16日にあり、小中学校の教員や各競技クラブチームの指導者、町スポーツ推進委員、総合型地域スポーツクラブ役員ら約90人が参加した。
参加者は、主に競技ごとのグループになり、「子どもたちの未来のために自分たちは何ができるか」をテーマに意見を出し合った。「小中学生が一緒に練習する」「運動の楽しさを伝えられる機会をつくる」などのアイデアのほか、どう指導者を見つけるか、活動場所をいかに確保するかといった課題も共有した。
終了後、町教委の西田拓大教育長は「大変だし、考えないといけないことも多いが、まずは交流会に来られた皆さんがどうつながっていくか(が大切)。学校を見たり、話題にしたりして、地域展開を支えてもらいたい」と話した。
■「28年度までに」/方針案示す
部活動の地域展開について、町教委は、持続可能な基盤をつくって生徒の継続的な活動を保障し、かつ教員が授業や生徒に向き合う時間を増やしたいという考えでいる。
「28年度までに地域展開ができるように進める」との現時点での方針案も交流会で示した。
中心となって検討を進める協議会の設立に向け、これまでに準備会を2度開催。小中学生やその保護者、教職員を対象に、部活動に関するアンケートもした。
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