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コンビーフ完成 広尾の牛肉とコンブと塩使用

 広尾町の1次産業の発信に取り組む「ピロロツーリズム推進協議会」(菊地亜希会長)が取り組んできた、広尾産の牛肉・コンブ・塩を用いた製品「KOM BEEF(コンビーフ)」が完成した。今後は、試食会などでユーザーらの意見を取り入れ、食感や味わいなどを微調整し、広尾産のコンビーフとして、来年の商品化を目指す。

経産牛・コンブ・塩は広尾産の「KOM BEEF」

◆構想から2年
 「KOM BEEF」は、同協議会メンバーの中村麻矢さん(33)が、新商品開発を担当していた広尾町地域おこし協力隊員時代、「経産牛肉とコンブを使ったコンビーフを」と発案したことが始まり。当時は製造委託先探しなどに難航し、頓挫しかけたが、今年に入り、コスモスファーム(清水町御影)が協力を快諾。構想から2年余りで製品となった。

 原材料は、菊地会長が夫亮太さんとともに経営する菊地ファーム(町野塚)の経産牛、広尾町の漁業保志弘一さん(40)が発案した地場産コンブを粉末にした加工食品「星屑(くず)昆布」、広尾町沿岸の海水をじっくり煮詰めた鈴木牧場(町紋別)の天然塩「十勝の塩」。「数%の牛脂以外は、ほぼ広尾町産100%の商品」(中村さん)に仕上げた。

 同ファームでは、「感謝の気持ちを込めて最後まで活用しよう」と、搾乳を終えたブラウンスイスの雌牛(経産牛)を食肉で販売。雌牛は放牧でストレス軽減を図っており、その肉は脂肪が少なく、食べやすいのが特徴だが、「KOM BEEF」にも、その長所を取り入れた。

◆試食会で好評

試食会で「KOM BEEF」を用いた料理を提供する菊地会長(中央)、中村さん(左)

 5日に町コミュニティセンターで初の試食会を開催。町民らが「KOM BEEF」そのものや、炊き込みご飯やスープなどに調理されたものも味わった。試食した田中靖章町長も「コンブの味も感じる。食べやすくておいしい」と感想を話していた。

 試食会は好評のうちに終了。訪れた町民らも、価格や味の感想などをアンケートに記載していた。菊地会長は「皆さまのご意見を聞き、良い商品を作るべく、アップデートしたい。来年には商品化し、各所で見掛けるようにしていければ」と話している。

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