高齢者宅など除雪お助け ボランティア募集 帯広市社協

「雪かきフレンズ」への協力を呼び掛ける市社協の東堂事務局長(左)と職員
帯広市社会福祉協議会は、自力で除雪ができない高齢者宅などを訪ねて雪かきを行う有償ボランティア「雪かきフレンズ」を募集している。積雪15センチ以上での出動を想定しており、同協議会は「多くの市民に登録してほしい」と呼び掛けている。応募は来年2月まで。
「雪かきフレンズ」は、雪が積もった場合、支援できる人が市外に住むなど、自力で除雪ができない高齢者や車いす利用者、障害がある人などの家を訪問し、玄関前から道路までの部分を除雪するボランティア。活動期間は来年3月までで、1回の出動で依頼者から1000円が支払われる。1人でエリア内の2、3世帯を担当する予定で、道具は依頼者から貸し出される。
今年2月に帯広市を襲った記録的な大雪では、12時間降雪量が統計史上最高の120センチを観測し、市民生活に大きな影響が出た。当時は高齢者世帯を中心に60世帯から依頼があり、帯広畜産大学の学生による雪かき隊や、市ボランティアセンター登録者らが出動。同協議会では、再び大雪に見舞われた場合、できるだけすぐに対応できるよう、最低20人のボランティアを確保して備えたい考え。
実際、2月の大雪を経験した市内の石川常司さん(92)は、翌日に畜大の学生が駆け付け、玄関先から道路に至る道を除雪してくれたという。市外在住の長女(60代)は「(父が)一人で外に出て転倒して骨折でもしたら心配。家族がすぐに行けないこともあるので、配達やケアマネジャーさんたちが家にたどり着けるよう、玄関までの雪かきをしてもらえると本当に助かる」と話す。石川さんも「雪かきは大変。ぜひ、手伝ってもらいたい」と語る。
「雪かきフレンズ」に応募後、利用者との顔合わせが行われ、除雪の範囲などの確認をする。応募者は原則市内在住が条件。活動期間は来年3月までで、シーズン終了後に活動実績に応じて料金が支払われる。
同協議会の東堂秀胤事務局長は「高齢化が進み、除雪が大変という方も増えている。市民で助け合っていければ」と期待する。
問い合わせは同協議会地域福祉課(0155・21・2414)へ。
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