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荘内日報社

荘内病院へ資源循環のサトイモ贈る 病院の残さ→ミズアブに与え肥料→栽培 山大農、庄農高3者連携サイクル

 鶴岡市の庄内農業高校(酒井孝校長)は12日、山形大農学部と連携して栽培したサトイモを鶴岡市立荘内病院へ贈った。患者用の病院食調理で同病院から出た野菜くずを農学部が肥料として資源化し、この肥料を使って庄農生が栽培。寄贈されたサトイモは再び病院食に使われて患者へ提供される。同病院の鈴木聡病院長は「資源循環型農業として素晴らしい取り組み。今後も継続していきたい」と感謝の言葉を述べた。

 山大農学部の佐藤智准教授(応用動物学)の研究室では、同学部構内で捕まえたアメリカミズアブの幼虫に餌として生ごみを与え、排出されたふんを肥料に使う研究に2020年から取り組んでいる。

 23年から荘内病院、庄農高と連携して資源循環サイクルの「ヤマダイミズアブプロジェクト」がスタート。病院から出たナスやニンジン、キュウリなどの野菜くずを週4回ほど農学部の学生が回収しており、年間で2・7トンほどになるという。この残さをミズアブに与え、本年度はふんから1トンほどの肥料を生産した。

 この肥料の一部をもとに、庄農高食料生産科の2、3年生が今年5月下旬に種芋を作付けし、11月上旬に収穫。育てる際に「無肥料」「化学肥料」「ミズアブ肥料」の3区分に分け、生育の違いなどをチェックした。

 この日、庄農生や山大農学部の学生が同病院を訪れ、生徒が研究用を除いた73キロ分のサトイモを鈴木病院長に手渡した。庄農高3年の仲川晃生さん(17)は「無肥料に比べ、化学肥料、ミズアブ肥料とも収量が多かった。また、化学肥料に比べてミズアブ肥料で育ったサトイモは大きいものが多く高品質という印象。SDGsの観点からこうした取り組みが広がれば」と話していた。

 一方、同じミズアブ肥料を利用して花卉(かき)栽培に取り組んだ山大農学部4年の菅原悠花さん(21)が、シクラメン5鉢を同病院に貸与。シクラメンは荘内看護専門学校に今月25日まで展示される。菅原さんは「まだ調査中ではあるが、ミズアブ肥料を使った花卉類は花の数が多かったり、花のサイズが大きくなったりと生育に良い影響がありそう」と話していた。

庄農高が山大農学部と連携して育てたサトイモを荘内病院へ贈った

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