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1歳馬競り 過去最高155億円 セレクトセール始まる 苫小牧

 日本競走馬協会(JRHA)が主催する国内最大のサラブレッド競り市「セレクトセール」が14日、苫小牧市美沢のノーザンホースパークで始まった。初日は1歳馬の競りを行い、上場227頭のうち225頭を取引し、落札総額は前年比7・2%(10億4900万円)増の155億4600万円。5年連続で過去最高を更新した。

1歳馬競りで今年最高値の「モシーンの2024」(日本競走馬協会提供)

 価格は税抜き。落札率は3・0㌽増の99・1%で、取引が成立しない主取はわずか2頭だった。キタサンブラック産駒の牡馬「モシーンの2024」がこの日最高の4億2000万円で落札されたのをはじめ、1億円超の取引数は歴代最多の42頭で、過去最多だった前年(32頭)を10頭も上回った。1頭平均取引価格は6909万円で、前年を約440万円上回った。

 種牡馬別では、この日最高値のキタサンブラックが、上場11頭のうち10頭が1億円超で、平均価格で約2億2500万円という破格の取引。この他、コントレイルも取引11頭で平均価格約1億4200万円、キズナが同9頭で同約1億2100万円。中央競馬で活躍した種牡馬の子どもたちが軽々と「億超え」を果たした。

 今年も国内外から購買登録者が訪れ、人気ゲーム「ウマ娘」で知られるIT企業サイバーエージェントの藤田晋社長が7頭落札で計11億8000万円をつぎ込むなど、活況な競りが全国的にも注目を集めた。高額取引の中心となったノーザンファーム(安平町)の吉田勝己代表は初日終了後、JRHA理事の立場で共同インタビューに応じ、「本当にすごい競りになった」と満面の笑みを浮かべ、「馬の質がとにかく高かった。日本の馬の管理レベルが上がった」とアピールしていた。

 15日は当歳(0歳)馬の競りを行っている。

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