暁之塔に平和誓う

暁之塔を磨く川原小学校の児童ら=19日午前、石垣市平得、県道211号線沿い
「慰霊の日」を前に、川原小学校(西島本貴子校長、児童33人)は19日、第28師団第3野戦病院跡地に建つ「暁之塔」で恒例の慰霊集会を行った。児童と教職員らが塔を清掃し平和を祈った。
暁之塔は野戦病院の生存者らによって1975年11月に建立され、ことしは50年の節目に当たる。兵士や看護師など戦没者11人の名が記されている。
同病院は第2次世界大戦中、川原小の前身の大浜国民学校開南分教場の校舎を使用。当時八重山高校2年の崎山八重子さんも准看護婦として臨時招集されマラリアの犠牲になった。
この日の早朝、塔を訪れた児童らは周辺の雑草を抜いたり、塔に水をかけて磨いたりした。
慰霊集会では黙とうに続き、全児童が平和のメッセージを書いた折り鶴などをささげた後、全員で「平和の詩」を読み上げた。
児童代表の言葉で6年の入口一晟さんは、修学旅行で沖縄本島の平和祈念資料館を訪れた時のことについて語り、「住民が巻き込まれたり、何もしないのに殺された人がいたり、飛行機で敵に突っ込んだりしたことがあったと知り、かわいそうという言葉しか出なかった。まずは川原小から平和にしたい。みんな仲が良い学校にしたい」と、自分ができることの実践を誓った。
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