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長野日報社

9月に「諏訪ノ湖芸術祭」 アートフェスを刷新 長野県岡谷市

ポスターを掲げて「諏訪ノ湖芸術祭」をPRする実行委員ら

 アートを通じて地域に暮らす人々が自らの地域の価値を再発見し、自分のまちについて考える「BEN-TEN 諏訪ノ湖芸術祭」(実行委員会主催)が9月19~21日の3日間、長野県岡谷市で開かれる。2022年から昨年まで開いた「おかやアートフェスティバルMIX」を発展的に刷新し、諏訪湖を中心とした地域が一体となって取り組む巡回型の芸術祭を目指す。トークセッションや住民参加型展示、ワークショップなど多彩な内容を繰り広げる。

 かつて諏訪湖にあった弁天島から着想を得た。「糸都」として栄えた岡谷のまちの中心には諏訪湖があり、水と信仰が織り成す文化の層が息づいているとし、そんな岡谷のまち全体を「屋外美術館」と見立て、徒歩や自転車で巡る”アートウオーク形式”を基本に、内外から訪れた人たちにまちの新しい魅力を発見する視点を提供する。

 詳細は「検討中」としているが、現時点で元「ソトコト」編集長の指出一正さん、書道家の永山玳潤さん、実行委員長で御諏訪太鼓伝承者の山本麻琴さんの参加が決定しているという。メイン会場をテクノプラザおかやとし、食、音楽、映画などを切り口としたトークセッション、ララオカヤの外壁を使った住民参加型展示、対話型・体験型のアートワークショップ、商店街や公共空間への作品群展示などを検討している。

 19日には実行委事務局を務める岡谷商工会議所で記者会見を開き、芸術祭の概要を発表。昨年までのアートフェスについて、一定の手応えを示しつつ、諏訪ノ湖芸術祭ではこれまで以上に住民を巻き込み、地域活性化に貢献するとともに、将来的には岡谷市から近隣地域へと広げていく構想も明らかにした。

 実行委では8月ごろまでに内容を固め、発表していきたい考え。山本実行委員長は「地域が一体となって盛り上がっていく芸術祭にしていきたい。一過性ではなく、まちに思いを寄せ、エネルギーがある人たちが集まり、活躍できる場になっていくきっかけになれば」と話した。

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