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先人の苦労学ぶ 住吉小児童が塩づくり体験 知名町正名

海水を大鍋で煮詰め、塩をつくる工程を体験する住吉小の児童ら=14日、鹿児島県知名町正名

 鹿児島県知名町正名の住民有志でつくる正名字(しま)づくり実行委員会(西盛治委員長)は14日、同集落のニシムドゥル海岸で同町立住吉小学校(伊口秀樹校長)5、6年生13人を対象とした塩づくりの体験学習を行った。児童、保護者、地域住民ら約30人が参加。まきを使った昔ながらの釜炊き製法で、先人の知恵や苦労を伝えた。

 「正名字沿革誌」(同誌編纂委員会編)や同集落の村上清さん(85)によると、同集落で塩づくりが行われていたのは奄美群島の日本復帰(1953年)ごろまで。海水をおけにくんで岩壁に何度も打ち付け、水分を蒸発させて塩分濃度を高めた後、大鍋で煮詰めて塩にしていた。当時は家族総出で海岸に寝泊まりしながら作業を行ったという。

 この日の体験学習ではかつての塩づくりについて説明があった後、海水を大鍋に入れ、煮詰める工程から始めた。児童は鍋近くの熱さと煙たさに苦戦しながら、海水をかき混ぜる作業などに取り組んだ。

 塩づくりと同時進行で、海岸に設置したかまどで米を炊く体験も。最後は出来上がった塩と合わせ、塩おにぎりを作って食べた。

 参加した6年の男子児童(11)は「塩づくりの作業は熱くて大変だった。昔は塩を他集落の米と交換したという話を聞いてびっくりした」と話した。

 同海岸には2022年、住民有志が塩づくりの歴史を伝える記念碑を建立。体験学習は23年から毎年行っている。西委員長(67)は「塩づくり体験を通して、昔の生活、方言、人とのつながりを感じてほしい」と話した。

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