雪の壁仰ぎ見る 鳥海ブルーライン開通
鳥海山(2236メートル)の中腹を通り、遊佐町と秋田県にかほ市を結ぶ山岳観光道路「鳥海ブルーライン」(延長約35キロ)が25日、全線開通した。今季の降雪は平年並みという。しかし低温傾向で雪解けが遅く、秋田県境付近では5メートルを超える雪の壁が連続しており、訪れた人々は仰ぎ見るようにしてドライブしていた。
遊佐町側では午前10時から旧小野曽ゲートで開通式。「富士山ナンバー」の車で一番乗りした静岡県の男女に花束などが贈られた。鳥海太鼓の勇壮な演奏が響き渡るとゲートがオープン。車列はパトカーの先導で同町の大平山荘(標高1000メートル)方面に向かった。
同荘で秋田県側との同時開通式を開催。松永裕美遊佐町長は「私たちの美しい鳥海山に観光客を迎え入れましょう」、市川雄次にかほ市長は「鳥海ブルーラインは観光振興に大きな役割を果たす」と話した。引き続き神事。両市町の関係者が玉串をささげ、シーズン中の無事故・安全を祈った。
路面凍結の恐れがあるため、駒止ゲートから県境までの7・8キロ区間は当面、午後5時から翌朝8時まで封鎖される。

高い雪の壁を見上げるようにしてドライブ=25日、秋田県境付近
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