
桑の葉やシルクスイートとコラボしたプリンを詰め合わせた「南信州シルクプリンセット」をPRする関係者ら
食やイベントを通じて地域のシルク文化を盛り上げていきたいと、長野県の岡谷蚕糸博物館(岡谷市)、駒ケ根シルクミュージアム(駒ケ根市)、大芝高原の管理運営を担う南箕輪村開発公社(同村)の3者が連携事業に取り組んでいる。25日には大芝高原で記者会見があり、高原名物「おもてなしプリン」と駒ケ根市産の桑の葉、岡谷市が特産品化を目指しているサツマイモ「シルクスイート」がコラボレーションした新商品を発表。販売を通じてシルクの歴史や文化をPRしていく。
3月に発売した「マンモのお芋プリン」をきっかけに製糸業で栄えた岡谷市とつながりができたことで、同公社は養蚕業に欠かせない桑の葉を使ったプリンの開発を考案。蚕の飼育や桑の栽培に取り組む駒ケ根シルクミュージアムに声を掛けた。
新たに商品化したのは駒ケ根市産の桑の葉とコラボした「桑茶ミルクプリン」(税込み460円)で、「シルクの日」の4月29日に発売予定。「シルクスイート」を使った「マンモのお芋プリン」(同430円)などと合わせた「南信州シルクプリンセット」(同1300円)も同日限定で販売する。
「桑茶ミルクプリン」は、同ミュージアムのほ場で栽培し、駒ケ根市の東伊那営農組合が加工した桑の葉パウダーを使用。まろやかなミルクあんに仕立て、黒豆や金箔(きんぱく)とともにプリンの上に乗せた。ミネラルや食物繊維など栄養豊富な桑の葉のあんを、クリームチーズに似たなめらかな食感で楽しめる。
プリンセットは桑茶ミルクプリンとマンモのお芋プリン、プレーン味の3種類を詰め合わせた。大芝の湯のほか、29日にそれぞれシルク関連イベントを繰り広げる同ミュージアムと同博物館で、各所20セット限定で販売する。
「南箕輪村もかつて養蚕が盛んだった」と同公社の原賢三郎社長。「大芝高原の来客数は50万人。来客の多さを生かしてPRし、3市村で広域な取り組みをしていきたい」とし、今後は大芝の湯で展示や講演会を企画するとした。
岡谷市ブランド推進室の小平寛室長は「シルクの歴史、文化がある3市村が連携してPRしていきたい」と意気込み、同ミュージアムの今井健史さんは「連携によって、より多くの人に知ってもらう良い機会になる」と話した。
プリン単品は大芝の湯で販売。29日に桑の葉を使ったケーキ「桑茶シフォン」(税込み270円)も発売する。
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