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幼稚舎あいかで認知症カフェ 地域サロンをベースに始動 苫小牧

 苫小牧市の認知症カフェ(ほっとカフェ)事業の一環で、柳町の住民が中心となって運営する「オレンジカフェあいか」が今月、認定こども園幼稚舎あいかの地域交流舎ま・な・び館(同町)で始まった。子どもが通う施設を使った認知症カフェの定期開催は市内初。認知症かどうかにとらわれず、集まった人たちで楽しい時間を共有することで、地域住民の孤立防止や生きがいづくりにつなげたい考えだ。

会話に花を咲かせる住民ら

 柳町の住民らを対象に、同館で行われている地域のふれあいサロン「サロンあいか」がベース。同サロンはストレッチや脳トレ、体操などを軸とした活動で明野地域包括支援センターが幼稚舎あいかの協力を得て、2023年5月にスタートさせた。

 月2回のサロンを重ねる中で、ボランティアスタッフとして運営に携わる住民が次第に増加。同支援センターは、認知機能低下に不安を感じ、家にこもりがちな人とも多く接してきたことからボランティアスタッフに「認知症の人も安心して来られるような場にしたい」と協力を打診。サロン全体で研修会を開き、認知症について学びを深めた上、約10人のボランティアスタッフを主軸としたオレンジカフェあいかを立ち上げた。

 初回の17日は、サロンの常連を中心に17人が参加。温かい飲み物とどら焼きを味わいながら、昔住んでいた地域や従事していた仕事、家庭菜園、趣味などさまざまな話題で会話を楽しんだ。最後は腕を曲げ伸ばしするリズム体操も体験し、同町の嶋田俊雄さん(88)は「年齢は違っても、和やかに話せた」と笑顔を見せた。

 「オレンジカフェあいか」は原則第1、第3、第5木曜に開催。同園を運営する社会福祉法人百合愛会が実施主体となり、具体的な内容の検討や当日の進行などはボランティアスタッフに委ねる。「サロンあいか」は今後も毎月第2、第4の木曜に開くという。

 オブザーバーとしてサポートする同支援センターの鎌田孝昭さんは「認知症の人だから―と特別扱いするのではなく、地域コミュニティーの中で自然体で互いに楽しい時間を共有できる場にしたい」と強調。手芸や料理作りなどの活動、飲食店を会場とした出張カフェなども構想中という。

 市は認知症になっても住み慣れた地域で安心して自分らしい生活を続けられるまちづくりへ、認知症カフェ事業を14年度に本格スタート。認知症当事者や家族が気軽に足を運べる場を増やしたい考え。運営団体は公募で今年度は、百合愛会を含め8団体が手を挙げている。

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