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自作三輪車またがり"再起動" 音更の83歳鷲北さんアスパラ継続

 自作の収穫用三輪車にまたがり、ビニールハウスで丹精込めて育てたアスパラガスを収穫する音更町然別北の鷲北正一郎さん(83)。共に作業してきた妻の体調不良を理由に、昨季で二十余年続けたアスパラ栽培に一区切りを付ける見込みだったが、ビニールハウスの引き継ぎ予定者が急きょ契約をキャンセル。娘やパート従業員の力を借りながら、今季も作業にいそしんでいる。

アスパラの収穫にいそしむ鷲北さん

承継予定が突然キャンセル 娘やパートの力借り
 「えー!」。鷲北さんは昨年8月ごろ、引き継ぎ予定者からの急なキャンセル連絡に驚きを隠せなかった。ただ「理由は分からないけど、いまさらけんかしたってしょうがないし、残ったアスパラがもったいない」と一転、栽培継続を決めた。

 昨季まで、ビニールハウス6棟で栽培してきたが、うち2棟はアスパラの株を抜くなどすでに引き継ぎへ向けて用意を済ませていたことから、栽培できない状態に。そのため今季は、4棟計20アールで娘やパート従業員と栽培を行った。鷲北さんは「みんながいなければアスパラの世話なんてとてもできない。ありがたい」と周囲に感謝する。

 飲食店で使わなくなった古い腰掛けをもらい受け、サドルとして再利用した自作の収穫用三輪車にまたがり、アスパラを収穫するのが“鷲北流”。今季も3月18日から今月20日まで、25センチ以上に伸び、食べ頃となったアスパラの収穫に早朝から汗を流した。「甘みのあるおいしいアスパラが育ったけれど、引き継ぎの件で世話をしていない期間もあったので、今季の全体量は少ない」と生育状況について話す。JA木野の子会社が運営する町内のスーパー「ハピオ」に出荷する。

 鷲北さんのアスパラを口にした人は「なんでここのは、こんなにおいしいんだ」と絶賛してくれると言い、「わざわざ(釧路管内)白糠町から買いに来る人もいる」とはにかむ。そうした声を励みに来季も栽培を継続する予定だ。

 「気持ちはいまだ48歳。そうでも思わないとやってられんべ」。趣味の魚釣りを作業の合間に楽しみながら、これからもアスパラと真摯(しんし)に向き合う。

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