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紅白の梅そろう 500年前の逸話再び 太宰府天満宮から白梅頒布 荘内神社

 鶴岡市日吉町から同市内の荘内神社(石原純一宮司)境内へ移された天満大自在天神社で16日、太宰府天満宮(福岡県)から分けられた白梅の植樹祭が行われた。昨年11月に天満大自在天神社の新しい社が建立された際、荘内神社と親交がある岩津天満宮(愛知県)から贈られた紅梅も植えられており、紅白の梅が社の両脇にそろった。

 500年余り前、現在の鶴岡の地に天満大自在天神社が太宰府天満宮から勧請された際、白梅が贈られたという記録が残っており、そうした逸話を石原宮司から聞いた太宰府天満宮が白梅の頒布を快諾した。荘内神社に分けられた白梅は高さ約2㍍、樹齢は9~10年ほどで品種名は「思いのまま」。

 遅咲きで白い花が多いがわずかに紅やピンクの花も咲く。前年と同じ場所に紅色の花が咲くとは限らず、梅の“思うまま”の咲き方が名前の由来という。太宰府天満宮に咲く梅の中でも代表的な品種で、毎年首相官邸に寄贈されている。今年3月4日に太宰府天満宮で執り行われた「恵与祭」の後、荘内神社へ運ばれた。

 植樹祭には石原宮司や神職、天満大自在天神社の崇敬者のほか、太宰府天満宮から権禰宜(ねぎ)の真木智也さんと神苑管理部技士の古賀義悟さんが参列。祝詞や玉串をささげた後、崇敬者が白梅の根元に土をかけ、500年ぶりに贈られた白梅の健やかな成長を祈願した。

 真木さんは「鶴岡へ500年ぶりに白梅をお渡しできたことを大変喜ばしく思う。学問の神の菅原道真公が祭られている神社として、多くの方々にとって心のよりどころになれば」、石原宮司は「紅白の梅が両脇にそろい、天満大自在天神社の神様も喜んでおられると思う。参拝者をお迎えする花になってほしい」とそれぞれ話していた。

太宰府天満宮から分けられた白梅の植樹祭が行われた=16日、荘内神社境内の天満大自在天神社

 天満大自在天神社は500年以上前の16世紀ごろ、最上家重臣で六軒小路に住む早田理右衛門が太宰府天満宮より白梅とともに御神霊を勧請したとされる。祭神は学問の神・菅原道真公。庄内藩初代藩主の酒井忠勝公も庄内入部以来、同神社を手厚く祭り、祭典の日には毎年欠かさず家臣を代参させていたという。

 長く日吉町天神講で信仰を集めたが近年は社殿の老朽化が進んだため、酒井家の縁で天満大自在天神社の祭事を務めてきた荘内神社へ遷座し、末社として継承することになった。

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