備長炭の産地3校つながる 紀州の秋津川小児童が土佐、日向と子どもサミット

県外の小学校2校とオンラインで交流する秋津川小の児童ら(写真はいずれも19日、和歌山県田辺市秋津川で)
紀州備長炭の産地で知られる和歌山県田辺市秋津川の秋津川小学校で19日、「子ども備長炭サミット」が開かれた。同小と土佐備長炭がある高知県室戸市の佐喜浜小、日向備長炭がある宮崎県美郷町の美郷北義務教育学校の児童がオンラインで交流し、発表や質問を通して学びを深めた。
この取り組みは、備長炭とゆかりのある全国各地の学校同士をつなげようと実現した。子どもたちの学びを深めるため、各校が順番に発表し、意見交換などをしていく予定。
初回は備長炭の発祥地ということから、秋津川小の全校児童14人が「紀州備長炭」について調べたことを発表した。秋津川地区での備長炭作りは400年以上の歴史があることや、世界農業遺産「みなべ・田辺の梅システム」に関連して「ウバメガシの森を残すため、山全体を梅林にしない」という約束が守られてきたことなどを話した。
他にも、消臭や浄水など備長炭のさまざまな効果について実験したことや、炭琴演奏の動画を流し、楽器としての魅力も伝えた。
発表後、佐喜浜と美郷北の児童が「歴史の長さや、楽器にしていることにびっくりした」と感想を話したり、秋津川小の児童が質問に答えたりして交流を楽しんでいた。
秋津川小4年の森脇節さんは「ちょっと緊張したけど、練習通り発表できた。他の学校の子とお話できて楽しかった」と話し、同小5年の北川連太郎君は「備長炭について他校と交流するのは初めて。紀州備長炭のすごさなど、自分たちが調べたことを伝えられてよかった」と笑顔を見せた。
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