諏訪市の街並みを「3D都市モデル」に 防災中心に活用へ 長野県

諏訪市が構築した「3D都市モデル」(立体地図)。防災を中心に多方面・他分野での活用を目指す
長野県諏訪市は、国土交通省が主導するプロジェクト「PLATEAU(プラトー)」に参画し、デジタル空間で市内の街並みを3次元の地図で再現した「3D都市モデル」(立体地図)を構築した。モデル上にハザードマップを組み合わせて、河川の氾濫時に想定される浸水状況を立体的に把握できるようにもし、市のサイト「すわなび」で公開。防災を中心に多方面、多分野での活用を目指していく。
今年度当初予算に事業費として5259万円を計上。国の補助金を受け、約1年間かけて整備を進めた。構築に当たり市域の航空写真を改めて撮影。県の航空レーザー測量や5年ごと実施する都市計画基礎調査を基に、さまざまな都市データや施設情報を重ね合わせた。
3D都市モデル上では視点を自在に変えることができ、俯瞰的に市域を見られたり、地上付近からの街並み景観を視覚的につかめたりできる。
市は今回、防災対策の推進や住民の防災意識の醸成につなげたいと、3D都市モデルを活用した「災害リスクの可視化」にも取り組んだ。国土地理院「浸水ナビ」の時系列予測データを使い、河川の氾濫時に予想される浸水の範囲や深さを立体的な画像上で表示。平面図で示していた浸水状況を視覚的に把握できるようにした。防災関連会議などで紹介して活用を広げていきたいという。
データは国のオープン情報にも掲載され、誰でも利活用できる。まちづくりや防犯などでの活用例もあり、市都市計画課は「今後も3D都市モデルにさまざまなデータを重ね合わせ、より有益な情報が提供できるよう取り組む」と強調。更新については「予算面から随時は難しいが、一定期間経過後の更新は検討していきたい」としている。
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