新庁舎の建設現場見学 市民が免震構造など学ぶ【山口】
2025年度からの使用に向けて、山口市が建設を進めている市役所新庁舎の見学会が11日、現庁舎に近接する現地で開かれた。市民208人が新たな市政運営の拠点の工事概要や免震構造について理解を深めた。
新庁舎棟は地上6階、地下1階建ての延べ床面積2万4129平方㍍。建設は新庁舎棟の1期工事と市民交流棟、広場、立体駐車場の2期工事の2段階。1期は4月に始まり、25年3月の完了を予定している。
設計監理を担当した石本建築事務所の西重隆さんと髙橋樹さんが工事概要を説明。新庁舎棟の地下1階と1階の間の40本の柱に、水平方向に伸びて地震の揺れを建物から逃がす直径1㍍、高さ40㌢の免震ゴムを装着すると解説した。
免震ゴムを生産するタイヤメーカー、ブリジストンは、阪神・淡路大震災や東日本大震災級の震度7の揺れが、耐震構造と免震構造の両方体験できる免震体験車の試乗を実施。参加者は耐震構造では体が揺すられ、手すりをつかんでいたが、免震構造ではほとんど揺れを感じていなかった。
建築工事を行う清水建設・シマダ・鴻城土建工業の特定建設工事共同企業体の田中俊行現業長は工事の進行状況について説明。南から北へ向かって工事が進められ、主な重機として北側半分では最大つり上げ荷重9・4㌧のクローラークレーン、南側半分では同7・5㌧のタワークレーンを用いていると伝えた。
現在は地盤を強化するくい工事を終え、建物の基礎工事と柱の建築に取り掛かっており、工程は全体の約20%が完了。最も早い箇所では高さ1・7~1・9㍍のコンクリート製の柱に免震ゴムが設置されている。
免震体験車に乗った山本伊織君(宮野小5年)は「免震構造では全然揺れず、驚いた」と感想。白石の市川昌治さんは「どんな工事が行われるか興味があった。免震構造についてよく理解できた」と話した。
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