働くって面白い 子ども向けの職業体験イベント

慣れない手つきで金づちをたたく小学生(5日、和歌山県田辺市新庄町で)
子ども向けの職業体験イベント「はぐくみフェスタ」が5日、田辺市新庄町のビッグ・ユーであった。仕事の面白さを感じてもらおうと、田辺ロータリークラブが主催し、パティシエや家具職人、自動車整備士、新聞記者など15種類のブースが集合。約300人が憧れの仕事を体験した。
パティシエのブースでは、コーンフレークやブラウニー、バナナ、ホイップクリームなどを使ってミニパフェを作った。ブラウニーやバナナは大きめのサイズで用意されており、細かく切ったり、大胆にブロックで投入したりと個性が表れた。
白浜第一小学校3年の中本遥君は「スライスしたバナナがパフェの上できれいに見えるように並べた。料理が好きで、ホットケーキも自分で作れる。将来は料理人になりたい」と自分で作ったパフェを頬張った。
家具職人のブースでは金づちを使って小さな椅子を作った。田辺東部小1年の森本雪さんは「あまり知らない仕事だったけど、やってみると面白かった。ネジがきちんと締まると気持ちいい。金づちでたたくのは硬くて難しかった。将来は美容師になりたい」と手作りの椅子を大事に抱えた。
自動車整備士のブースでは、実際の車を使って修理を体験。ヘッドライトの電球やガソリンを燃焼させるために着火の役割を担うスパークプラグを交換した。
紀伊民報による新聞記者のブースでは、子ども記者が各ブースを写真撮影して、ミニ新聞を制作。取材したブースに「掲載紙」を配達した。
田辺ロータリークラブ青少年奉仕委員会の真鍋志麻委員長は「子どもがいろいろな仕事があることを知り、興味を持つきっかけになったならうれしい」と話した。
体験すると会場内の店で使える「給料チケット(500円分)」がもらえた。子どもたちはもらったばかりの「給料」で、射的やヨーヨー釣りを楽しんだ。
会場では里親支援センター「ほっと」(田辺市城山台)が、里親相談ブースを開設。親子連れの来場者に里親制度をアピールした。
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