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古今亭雛菊さん 来月15日、故郷・長野県諏訪市で二ツ目昇進披露の会

約1カ月後に迫った「二ツ目昇進披露の会」への意気込みを語る落語家の古今亭雛菊さん=13日、長野日報本社

 長野県諏訪市出身の落語家、古今亭雛菊さん(29)が13日、同市高島3の長野日報本社を訪れ、故郷での「二ツ目昇進披露の会」(7月15日、諏訪市文化センター)に向けた意気込みや幼少期の思い出を語った。

 -子どもの頃の思い出や夢を聞かせてください。

 城南小時代の思い出はエースドッジボールの県大会で優勝したこと。思い出の場所は(JR上諏訪駅前にあった)まるみつ百貨店ですね。祖母に菓子を買ってもらっていました。近所にコンビニがあって、幼稚園の頃の夢はコンビニ店長。小学生の頃は花屋さん、宇宙飛行士で、中学の頃は仮面ライダーになるのが夢でした(笑)。

 -地元ケーブルテレビの番組で活躍していますね。インターネット交流サイト(SNS)も活用されていますが。

 おかげさまで着々と知名度を上げることができています(笑)。新聞やテレビで見たよ、と声を掛けられるとうれしいです。SNSは若い世代に落語の魅力を伝えたい思いがあります。落語は敷居が高いと思われているためか、新規のファンがなかなか広がっていません。1人でも落語を聞く人が増えたら、と思います。

 -昨年5月に昇進し、まめ菊から雛菊に改名した。師匠の古今亭菊之丞さんが決めたと聞きましたが。

 殻を破って大きく育て-という願いが込められています。師匠からは「いままでやってきたことをやるだけだ」と激励されました。

 -師匠の菊之丞さんに、橘家文蔵さん、柳家喬太郎さん…。豪華な面々が7月15日の披露の会に出演します。

 都内でもすごい面々って言われます(笑)。私の昇進お披露目とか、お祝いごととか置いといて、諏訪の皆さんには豪華な面々の落語に触れてほしいですね。

 -下積みからここまではいかがでしたか。どんな噺家を目指していますか。

 大変な時期もありましたが、辞めようとは思わなかった。大好きな(ゲームアプリなどの)ウマ娘で出合ったトウカイテイオーのように、挫折しても必ず這い上がると。私の師匠は昔から入れ事せず、きれいな形で落語をやります。私も出来る限りそのままの形で面白さを伝えていきたい。

 -今後、古里や地元で落語を披露する機会は。

 ぜひ、やっていきたい。茅野市や諏訪市で定期的に会を開いている春風亭柳枝師匠からも「古里でどんどんやりなさい」と言葉をいただいた。やっぱり地元は安心感がある。私がきっかけで落語が好きになり、寄席に足を運ぶ人が増えたらうれしいですね。

 -最後に地域の子どもたちにメッセージを。

 好きなことを絶対あきらめないで。やれる環境があるならば絶対やった方がいい。楽しくなくなることもあるけれど、どこかでまた楽しいと思えてくるから。

     ◇

 昇進披露の会は午後1時半開演。長野日報社などが特別協賛する。チケットの予約・購入は「つながり寄席」ホームページへ。

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