市花火大会、将来に暗雲 経費倍増・協賛金減に懸念【宇部】
新たにクラファン活用
毎年7月の第4土曜に宇部港で行われる宇部市花火大会は、今年で69回目を迎え、夏の風物詩として市民に定着している。BGMをコンピューター制御でシンクロさせながら連続で打ち上げる音楽花火など、例年趣向を凝らし、1時間で1万発を打ち上げる県内屈指の規模を誇っていたが、将来的に開催が危ぶまれる状況にある。
市、宇部商工会議所、宇部観光コンベンション協会の3者でつくる実行委員会が主催。危機の要因は経費の増大。全国的に見ても、コロナ禍前から費用捻出が困難となって中止される大規模花火大会が相次いでいる。実行委によると、昨今の物価高騰に加え、多くを中国から輸入する花火材料の高騰、人手不足に伴う警備費の増大などもあり、今年は昨年と比較して約2倍の経費を見込んでいるという。
例年の経費は約1800万円で、市の助成金285万円以外は、そのほとんどを市内企業や個人からの協賛金で賄ってきた。コロナ禍で地元経済が大きな打撃を受けている中で、以前と同様の協賛金の捻出は厳しくなることが予想される。
69回目の今年は、大型打ち上げ花火だけで時間を25分に短縮した昨年と同じ形での開催を予定。経費を捻出するため、市は新たな試みとして、300万円を目標額に1日からクラウドファンディングで幅広く市民からの寄付を募り始めた。同商議所では協賛企業の対象拡大、金額増額などの対応を行っている。
さらに、1~3号議員の100人を対象に、アンケートで経費確保に向けた対応などを問う意識調査を実施。今後の方向性の参考にしたいという。
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