日本復帰運動への理解深める 龍郷町 子ども博物学士講座開講

泉芳朗詩碑の前で日本復帰の歴史を語る楠田哲久さん(右)=5月27日、鹿児島県奄美市名瀬
鹿児島県龍郷町教育委員会が主催する「子ども博物学士講座」が5月27日、奄美市名瀬のおがみ山などであった。2023年度第1回の講座で、町内の児童と保護者ら77人が参加。奄美群島の日本復帰70周年を記念して、復帰運動の様子などについて理解を深めた。
講座は、子どもたちが座学だけでなく実体験を通して豊かな自然や文化に触れ、古里の魅力を知ってもらおうと年間を通して開催している。
参加者はまず、りゅうがく館で1953年のダレス声明までの流れを龍郷町教委職員から学習。その後バスでおがみ山まで移動した。
おがみ山では「泉芳朗先生を偲(しの)ぶ会」会長の楠田哲久さん(75)が講師を務めた。参加者は「日本復帰の歌」を斉唱しながら復帰記念広場まで歩き、復帰運動をリードした泉芳朗の銅像に献花。楠田さんは日本復帰協議会が組織され、郡民総決起大会や断食、署名運動を行ったことを説明。代表児童が断食悲願の詩などを朗読した。
その後、復帰運動の中心地となった奄美市の名瀬小学校校庭の石段で、当時の決起集会の様子などを紹介した。
龍南中の生徒は「泉芳朗を中心とした人々が、自ら立ち向かって日本復帰を果たしたこと学んで、昔の人は勇気があってすごいと思った」と話した。
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